お風呂掃除にも大活躍のオキシクリーンの特性から使い方までをプロが解説
お風呂の床や浴槽の中って日常的にお掃除しているつもりでも、気づいた時には黒いカビが…
お掃除に関するお問い合わせでは、そういったお風呂に関するお悩みが多数寄せられます。
今回お伝えする「オキシクリーン」という洗剤は、お仕事や子育てで忙しい方や、お風呂のお掃除が苦手な方の味方になる洗剤となっているので、ぜひ最後まで見ていってください!
オキシクリーンがお風呂掃除に向いている理由
そもそもオキシクリーンがなぜお風呂掃除に向いているのか?
お風呂でよく見る汚れの性質とオキシクリーンの相性にその秘密は隠されています。
まずはオキシクリーンがお風呂のどういった汚れに有効なのかお話しします。
・湯アカに効く
オキシクリーンには、酸素分子を放出する過酸化物質が含まれており、水中の湯アカや皮脂汚れなどの有機汚れを分解する作用があります。
また、オキシクリーンに含まれる界面活性剤が汚れを浮き上がらせるため、湯アカを効果的に落とすことができます。
・黒ずみの漂白ができる
オキシクリーンに含まれる過酸化物質は、漂白作用があります。
黒ずんだバスタブやタイルの目地にオキシクリーンを使うことで、漂白作用により黒ずみを軽減することができます。
ただし、色がついたシーリング剤やプラスチック部品など、色落ちの可能性があるものには使わないように注意が必要です。
・お掃除が簡単になる
オキシクリーンは、使用方法が簡単で手間がかからないため、お掃除が簡単になるという特徴があります。
お湯を入れたバケツにオキシクリーンを入れ、浸け置きするだけで、湯アカや汚れを効果的に落とすことができます。
また、オキシクリーンは粉末状で、汚れに直接振りかけても使用できます。手間がかからないため、忙しい人やお掃除が苦手な人にオススメです。
オキシクリーンを使う際の注意点
オキシクリーンはお風呂掃除に向いていると言われていますが、注意点もあります。
注意点を守って使用すれば、高い効果を期待できますが、もし守らずに使用してしまうと、キレイにするどころか、素材を傷めてしまう可能性もあります。
なのでこれからお伝えする内容はしっかりと目を通すようにしましょう。
・お湯を使う
オキシクリーンを使う際にお湯を使うと、より効果的に汚れを落とすことができると言われています。
まず、オキシクリーンは温水に溶けやすく、より効果的に働くため、お湯を使うことでより効果的な洗浄が期待できます。
また、お湯を使うことで、汚れが浮き上がりやすくなり、ブラシなどでこすらなくても汚れを落とすことができます。
さらに、お湯を使うことで、湯アカや油汚れなどの頑固な汚れを柔らかくする効果があります。
特に、湯アカは熱湯で柔らかくなるため、オキシクリーンとお湯を組み合わせて使用することで、湯アカをより効果的に落とすことができます。
ただし、お湯を使う場合には、湯温に注意が必要です。
お湯が熱すぎる場合には、素材やコーキング材などに悪影響を与える場合があるため、使用前に取扱い説明書をよく読み、適切な湯温を選択することが重要です。
・時間を守る
オキシクリーンを使う際には、指定された時間を守ることが重要です。
その理由は、時間が経過するとオキシクリーンの効果が薄れるため、効果的な洗浄ができなくなるからです。
オキシクリーンは、水と混ぜ合わせてから、一定の時間浸け置くことで、汚れを浮き上がらせ、効果的に落とすことができます。
指定された時間を守ることで、オキシクリーンが十分に汚れに浸透し、汚れを浮き上がらせる効果を最大限に引き出すことができます。
また、時間を守らないと、オキシクリーンが完全に流れきらず、お風呂場内に残留する可能性があり、素材やコーキング材に悪影響を与える場合があります。
さらに、指定された時間以上浸け置くと、素材に対して過剰な影響を与える場合があるため、使用前に取扱い説明書をよく読み、指定された時間を守るようにしましょう。
つまり、時間を守ることは、オキシクリーンの効果を最大限に引き出し、素材に対して悪影響を与えることを防ぐためにとても重要なことなのです。
・保護具を使う
オキシクリーンを使う際は、ゴーグルやマスクといった保護具を使うことが推奨されています。
その理由は、オキシクリーンが強力な酸素発生剤であるため、粉末や液体が目や口や鼻に入ると、刺激やアレルギー症状を引き起こす可能性があるためです。
オキシクリーンに含まれる過酸化水素が水と反応して酸素を発生する際、粉末や液体が飛び散ることがあります。
これにより、目や口、鼻などの粘膜にダメージを与えることがあるため、ゴーグルやマスクを着用することで、そのリスクを低減することができます。
・換気する
オキシクリーンを使用する際には、換気をすることが推奨されます。
その理由は、オキシクリーンが強力な酸素発生剤であるため、揮発性の成分を含まないにもかかわらず、使用時に刺激臭が発生することがあるためです。
オキシクリーンに含まれる過酸化水素が水と反応して酸素を発生する際、揮発性の成分を含まないにもかかわらず、使用時には酸素や粉末が飛び散ることがあります。
これにより、空気中に微小な粒子が浮遊することがあるため、長時間使用する場合や大量に使用する場合には、換気をすることが推奨されます。
さらに、オキシクリーンには酸素発生剤以外にも、界面活性剤やアルカリ性成分が含まれていることがあります。
これらの成分が皮膚に付着することで、肌トラブルを引き起こす可能性があるため、換気をすることでこれらのリスクを低減することができます。
・ステンレスや鏡には効果が無い
オキシクリーンは、主に有機物に対して効果を発揮する強力な酸素系漂白剤であるため、ステンレスや鏡などの無機物表面に対しては効果がほとんどありません。
ステンレスや鏡は、金属やガラスなどの無機物でできており、表面には錆や汚れが付着する場合がありますが、それらは有機物ではありません。
オキシクリーンは、有機物に含まれる色素や汚れを分解し漂白するため、無機物表面には効果がほとんどありません。
したがって、ステンレスや鏡などの無機物表面を掃除する場合は、オキシクリーンよりも適切な洗剤やクリーナーを使用することをおすすめします。
例えば、ステンレス製品用の専用クリーナーや、ガラス用の洗剤を使用すると、無機物表面の汚れや痕跡を効果的に取り除くことができます。
浴槽のオキシ漬け
浴槽のオキシ漬けとは、浴槽に水を入れた状態で、オキシクリーンを加えて浸しておくだけの簡単な方法となっており、湯アカや汚れを効果的に取り除く方法です。
・分量と手順
浴槽をオキシクリーンで漬ける場合の分量と手順は以下の通りです。
【洗剤の分量】
- 浴槽に水を入れ、オキシクリーンを1カップ程度加えます。
- ※浴槽の大きさによって分量を調整してください。
【清掃の手順】
①浴槽の排水栓を閉めて、水を張ります。
②オキシクリーンを1カップ程度加え、水とよく混ぜます。
③漬け込む時間は30分程度を目安に、浴槽をオキシクリーン水に浸けます。
④30分程度経過したら、水を抜きます。
⑤浴槽をよくすすぎ、水気を拭き取ります。
※オキシクリーンの成分を強く感じる場合は、よりよくすすぐようにしてください。
浴槽をオキシクリーンで漬けることで、湯アカや汚れを効果的に取り除くことができます。
ただし、オキシクリーンは漂白剤であるため、染料がある浴槽や、色落ちしやすい浴槽には使用しないように注意してください。
また、オキシクリーンを使用する際は、必ず取扱説明書をよく読み、安全に使用するようにしてください。
・バスグッズも一緒に洗う
浴槽と同じように湯アカや汚れが付着しやすいバスグッズには、オキシ漬けが有効です。
オキシ漬けしている浴槽にバスグッズを入れて浸しておきます。
ただし、バスグッズを漬ける際には、素材に合わせて時間や濃度を調整することが大切です。
数十分程度漬け置きし、その後、水でよくすすぎ、乾かしてください。
オキシクリーンは強力な漂白剤であるため、バスグッズの素材や色合いによっては色落ちや変色の可能性があるので、漬け置きのしすぎには注意しましょう。
お風呂床のオキシ漬け
お風呂床のオキシ漬けとは、オキシクリーンを使用してお風呂の床を浸け置きすることで、湯アカや汚れを落とす方法です。
・手順
具体的な手順は以下の通りです。
①お風呂の排水口を塞ぎ、水を張ります。
②オキシクリーンをお湯に溶かし、お風呂床にかけます。
③スポンジなどを使って、お風呂床全体にオキシクリーンを塗り広げます。
④30分程度、オキシクリーンに浸け置きます。
⑤水でしっかりと洗い流し、タオルなどで水気を取り除きます。
この方法により、湯アカや汚れが落ち、お風呂の床がきれいになります。
ただし、オキシクリーンは強力な漂白剤であるため、お風呂床の素材によっては色落ちや変色の可能性があるので注意しましょう。
・オキシペースト
細かな汚れや頑固な汚れを落とす場合、オキシクリーンと重曹を混ぜたペーストを使用することが効果的です。
具体的な手順は、
①少量のオキシクリーンをボウルに入れます。
②重曹を少しずつ加え、ボウルの中でよく混ぜます。混ぜると発泡してきます。
③適量の水を加え、ペースト状にします。
④スポンジやブラシにペーストを取り、お掃除したい部分に塗ります。
⑤しばらく放置し、汚れを浮かせます。
⑥水でしっかりと洗い流し、タオルなどで水気を取り除きます。
この方法により、細かな汚れや頑固な汚れを落とすことができます。
お風呂の汚れを防ぐには
これまでオキシクリーンを使ったお風呂場のお掃除方法をお伝えしてきましたが、結構やることが多くて、手間がかかるなと思いませんか?
なので、そういった手間を無くすためにもお風呂場をキレイに保つコツをお話しするので、是非参考にしていただけたらと思います!
・日頃のお手入れ
お湯をかけるカビは、湿度や温度で、繁殖のしやすさが変わっていきます。
逆を言えば、カビの苦手な湿度や温度を保てば、カビの発生を防ぐことにもつながります。
例えば、
・お風呂後に50度以上の熱いお湯でシャワーをお風呂場全体に流す
・水滴はワイパーブラシで排水溝に集め、拭き取っておく
・換気扇は24時間稼働させ、お風呂場の換気に注意する
この3点が、お風呂場のカビ発生を防ぐ基本となっていきます。
・家事代行を使う
日常的に家事やお風呂のお掃除を行えない場合は、家事代行サービスを利用するのがおすすめです。
家事代行サービスを利用すれば、
・掃除・料理・洗濯などを
プロのスタッフが抜かりなく行ってくれますので、綺麗な家を保ちやすくなります。
近年は日本でもドラマなどの影響により家事代行の認知度が高まり、多くの方がご利用しているサービスです。
とはいえ、家事代行サービスには様々な種類がありますので、
「どこに頼めばいいの?」
と悩んでしまっている方もたくさんいるでしょう。
そのような方は、家事代行サンジュまでお気軽にご相談ください。
サンジュは年間1万件のサポート実績があり、メディア出演、市町村役場との提携等も行なっております。
また弊社では、初めて家事代行を利用する方向けに「初回お試しプラン」を用意
しています。
初回は割引価格でご利用いただけますので、少しでも興味がある方は是非一度試してみてください。
まとめ*
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、オキシクリーンの有効性と、使い方から使う際の注意点までお話ししてきました。
オキシクリーンは洗浄力が高い分、取り扱いには注意が必要だとわかっていただけたら幸いです。
日常的に行える掃除ではありませんが、定期的な大掃除などにオキシクリーンを是非活用してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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