クーラー吹き出し口のカビは危険信号!?エアコンの自分でできる簡単掃除5ステップ!

清掃方法

エアコンのカビは自分で掃除できる?

 

エアコンをつけたら鼻がムズムズしてきた、イヤ〜な臭いがするなんて経験はありませんか?

 

それはエアコン内部に繁殖した「カビ」が大きな原因となっています。

 

エアコンの吹き出し口から黒く点々としたカビが見えている場合、その奥にはさらに多くのカビが発生しています。

 

そのような状態だと、エアコンを使用した際に、カビが含まれた冷気や温気を室内へ放出することになってしまいます。

 

また、エアコン内部にカビが繁殖した状態で使用し続けると、冷暖房の性能が低下しエアコンが効きにくくなったり、故障の原因にもなります。

 

冷暖房の性能が低下すると同じ設定温度でも効きが悪くなるため、本来よりも強いパワーで運転する必要があり、より電気代がかかってしまう恐れもあります。

 

キレイな空気を循環させて、コストを抑えるためにも、定期的なお掃除がとても大切なんです。

 

夏場の暑さや冬場の寒さを緩和し快適に過ごすためにも、エアコンはキレイな状態で使用したいですよね。

 

今回は、ご自宅で簡単にできるエアコン内部のカビ取り掃除の方法をご紹介していきます。

 

 

 

エアコンの風がにおう原因は?

 

「エアコンをつけたら、なんだかイヤ〜な臭いがする」この臭いの主な原因はエアコン内部に繁殖した「カビ」です。

 

エアコンは室内の空気を取り込んで温度を調節し、それをまた室内へ放出することで、室内の空気を冷やしたり、温めたりしています。

 

室内の空気を取り込む際には、室内にこもった汗やタバコの臭い、ゴミやホコリも一緒に吸い込んでしまうため、エアコン内部に徐々にその臭いや汚れが溜まってしまいカビが繁殖してしまいます。

 

そのカビによって臭いが発生してしまうのです。

 

 

 

・人体に及ぼす悪影響

エアコンからのイヤ〜なカビ臭いは、人体への健康被害を及ぼす危険もあるんです。

 

カビを吸い込むと、鼻炎や咳、くしゃみなどのアレルギー症状だけでなく、気管支喘息、アトピー性皮膚炎などの症状を引き起こす原因となります。

 

また、お子さんはよりその症状が出やすいと言われており、カビが原因で様々なアレルギーを発症してしまうということもあります。

 

 

 

・カビの発生の原因

エアコンはカビが繁殖しやすい環境が揃っているため、短期間でもすぐにカビが発生してしまいます。

 

では、カビが繁殖しやすい環境とはどんな状態なのでしょうか?

 

 

 

●気温が高い

まずは「気温」です。

 

カビが繁殖しやすい気温は「20〜30度」と言われており、「25〜28度」が最もカビが繁殖しやすい気温となっています。

 

夏場にエアコンをかけている室内の気温が、大体これくらいになります。

 

冬場は気温が低いため夏場に比べるとカビの発生は抑えられますが、冬場も室内はある程度暖かな気温に保たれますので、カビが生えないというわけではないのです。

 

つまり、カビは1年中発生する可能性があるということです。

 

 

 

●湿度が高い

湿度は「60%」を超えるとカビが繁殖しやすい状態となり、80%を超えるとさらに繁殖速度が高まります。

 

エアコン使用中は、常に湿度が高い状態のため、カビが繁殖しやすい状態となっています。

 

また、エアコン以外にも、湿気が溜まりやすく湿度が高い、お風呂場やキッチンなどの水回りはカビが繁殖しやすいです。

 

 

 

●ホコリの蓄積

またホコリなどの汚れはカビの栄養となり、繁殖速度を高めます。

 

エアコン内部は頻繁にはお掃除しないことがほとんどのため、汚れやホコリが溜まりやすくなっています。

 

さらに先ほどお伝えした気温や湿度も重なって、カビが繁殖するにはとても好条件な場所になっているのです。

 

ちなみに、洗濯機の中、棚や冷蔵庫の裏など普段頻繁にはお掃除しずらい場所は特に汚れが溜まりやすいのでカビの繁殖に注意が必要です。

 

 

 

自分でエアコンのカビを掃除するには?

 

エアコンって自分ではお掃除できないんじゃないか?

 

そう思う方も多いのではないでしょうか。

 

もちろん、内部の細かい部分のお掃除は専門知識が必要なので、専門業者に依頼することがおすすめです。

 

しかし、カビの繁殖を防ぐためにも、自分でも定期的にエアコンのお掃除を行っていた方が良いです。

 

では、どのようにエアコンのお掃除をしたら良いのでしょうか。

 

 

 

・準備する道具

まずはお掃除に必要な道具を準備しましょう。

 

・脚立や踏み台
・掃除機
・ハンディーモップ
・歯ブラシ

 

どれもご自宅にある道具ばかりなので、準備の手間もかかりません。

 

 

 

・実際の手順

今回は自分でも簡単にできるエアコン掃除の方法をまとめました。

 

エアコンのパネルの開け閉めや、内部のお掃除をする際は、傷つけないように優しく行うようにしましょう。

 

また、電装部品を濡らしてしまい故障させてしまう恐れもあるので、水や洗剤をかけないように注意しながら行ってください。

 

 

 

●電源を抜く

まずは、誤作動や感電を防ぐためにエアコンの電源プラグを抜きます。

 

リモコンでオフにするだけではなく、コンセントから電源を抜くようにしてください。

 

エアコンのコンセントは高い位置にあるので、脚立や踏み台に登ってから行いましょう。

 

 

 

●エアコン本体のホコリを除去する

電源を抜いたらお掃除開始です。

 

まずは、エアコン本体のホコリを取ります。

 

エアコン上部に溜まったホコリが舞い散らないように、ハンディーモップで行うのがおすすめです。

 

ハンディーモップがご自宅にない場合は、雑巾での拭き取りも可能ですが、その際はホコリを吸い込まないようにマスクをつけるようにしましょう。

 

 

 

●フロントのパネルを開ける

メーカーやエアコンのタイプによってフロントパネルの開け方が異なるため、フロントパネルを開ける際は、取扱説明書を確認してから行いましょう。

 

開け方としては、パネル下部にロック解除ボタンが付いているエアコンも多いです。

 

ボタンがない場合も、フロントパネルの下部を引っ張ると開けることができますので、開ける際は力を入れすぎず、優しく扱うようにしましょう。

 

 

 

●エアコン内部を掃除機かけ

フロントパネルを外すと、内部のフィルターが出てきます。

 

まずは、フィルターのホコリを掃除機で吸い取りましょう。

 

フィルターにホコリが大量に付いている場合、ホコリを取らずに外してしまうと、ホコリが舞い散ってしまうため、先にある程度のホコリを取っておくようにします。

 

ただ、ホコリが少なかったり、ご自宅にある掃除機がハンディータイプにできない場合などは、そのままフィルターを外しても大丈夫です。

 

フィルターを外したら、吹き出し口や熱交換器(冷却フィン)などの、表面についているホコリを、ハンディーモップや掃除機で取ります。

 

ホコリを奥に押し込まないように、表面にさっと軽く掃除機をかけるイメージで行いましょう。

 

 

 

●フィルターを取り外し洗う

取り外したフィルターに再度掃除機をして残っているホコリを取ります。

 

ホコリは、フィルターの表面についていますので、表面に掃除機をかけてホコリを吸い取っていきます。

※表面はエアコンを開けてすぐ見えている面です。

 

裏面から行ってしまうと、ホコリがフィルターの目に詰まり、取りづらくなってしまうので、必ず表面から行うようにしましょう。

 

掃除機でホコリを取った後は、シャワーで洗い流します。

 

また、シャワーの水圧でも取れないホコリや汚れは、歯ブラシで優しく擦って落とすようにしましょう。

 

そして、洗った後のフィルターはしっかり乾燥しましょう。

 

水気が取れたら、フィルターを再度エアコンに設置し、お掃除は終了です。

 

 

 

エアコンのカビ発生を防ぐには

 

そもそもカビが発生しないようにするにはどのようにすれば良いのでしょうか。

 

カビ予防の方法は、実はとっても簡単。

 

カビの繁殖が大幅に激減するコツを2つご紹介します。

 

 

 

・送風運転を行う

エアコンの送風運転をうまく活用することで、カビの繁殖を抑えることができます。

 

送風運転を使用すると、エアコン内部の湿度を下げることができるので、冷房機能を使用した後は、30分以上送風運転をするようにしましょう。

 

冷房運転では内部に結露が溜まり湿度が高くなってしまいますので、必ず送風運転をするようにしてください。

 

 

 

・室内からカビが発生しにくい環境を作る

「気温、湿度、ホコリ」などのカビが繁殖しやすい環境が揃っているエアコンの内部ですが、そもそもカビが入り込まなれば、繁殖を防ぐことができます。

 

しかし、カビの進入を完全に防ぐことは不可能なので、できる限りカビの侵入を減らすために、部屋の空気を循環させて室内全体の湿度を下げ、空気中に含まれ

るカビを減らすようにしましょう。

 

空気中のカビが減ることにより、エアコン内部のカビ予防にもなります。

 

また、キレイな空気が循環されることによって、カビ予防だけでなく、身体もリフレッシュできるので、定期的に行うことをおすすめします。

 

 

 

・定期的にお掃除を行い、ホコリを蓄積させない

エアコン内部のお掃除はどれくらいの頻度で行っていますでしょうか?

 

専門業者に依頼するエアコン内部の分解清掃は年1〜2回行うことが良いとされています。

 

近年は暑さも強くなっており熱中症対策としてエアコンの使用頻度が増えている傾向にもありますよね。

 

エアコンを使用する頻度が高ければ高いほど、エアコン内部にカビも繁殖しやすくなっています。

 

カビは健康面にも大きく影響するため、できるだけ繁殖を防ぐ対策が大切です。

 

年に1〜2回のエアコン内部の分解清掃にプラスにして、数ヶ月に1回のフィルター掃除を行うようにしましょう。

 

フィルターについているホコリを定期的に取るだけでも、カビ予防に繋がります。

 

 

 

・家事代行やハウスクリーニングを利用する

今の家に引っ越してきて、1度もエアコンのお掃除をしたことがない、または高い位置にあるエアコンを日常的にお掃除することが難しい方は、ハウスクリーニングや家事代行サービスを利用するのがおすすめです。

 

ハウスクリーニングサービスは

 

・汚れが溜まり自分では手が付けられない掃除

・専門的な知識がないとお掃除できない箇所

 

をプロのスタッフが専用の洗剤や器材を用いて、徹底的に洗浄いたします。

 

家事代行サービスはお掃除だけでなく、料理や洗濯などの一般家事をプロのスタッフが定期的に行ってくれますので、綺麗な家を保ちやすくなります。

 

近年は日本でもテレビに多く取り上げられるなど、家事代行の認知度が高まり、多くの方がご利用しているサービスです。

 

とはいえ、家事代行サービスには様々な種類がありますので、

 

「どこに頼めばいいの?」

 

と悩んでしまっている方もたくさんいるでしょう。

 

そのような方は、家事代行サンジュまでお気軽にご相談ください。

 

サンジュは過去数万件のサポート実績があり、メディア出演、市町村役場との提携等も行なっております。

 

また弊社では、初めて家事代行を利用する方向けに「初回お試しプラン」を用意

しています。

 

初回は割引価格でご利用いただけますので、少しでも興味がある方は是非一度試してみてください。

 

 

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回は誰でも簡単にできるエアコン掃除の方法をご紹介しました。

 

自分でのお掃除に関しては、月に1回など定期的に行えば、1回あたりのお掃除にかかる時間も短縮でき、カビの発生も抑えることができます。

 

エアコンだけでなく、室内のあらゆる場所に繁殖するカビは、汚れや臭いを発生させるだけでなく、体にもかなりの悪影響を与えてしまいます。

 

気持ちの良い状態で過ごすためにも、エアコンは「月1回程度の自分でのお掃除」+「年1回のプロに依頼する内部洗浄」でキレイを維持していきましょう。

 

定期的にお掃除する時間が取れない、本格的に掃除をしてもらいたいといった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

それぞれのお悩みに合わせた最適なプランをご提案いたします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

家事代行SUNJU(サンジュ)

当社は沖縄中南部で家事代行・家政婦を行っている会社で、お掃除やお料理、お買い物等の一般家事を代行します。
共働き世帯や単身の方、妊娠・ご出産される方、ご年配の方など幅広くご利用いただいております。
SUNJU(サンジュ)は「関わるお客様、スタッフそして その家族に明るさをもたらし、人々の生活と常識を変える」 の理念を元に多くのご家庭の明かりを灯すべく活動を行っ ております。お気軽にお問い合わせくださいませ。

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