ベランダが鳥のフンで汚れている
ふとベランダを眺めていると、鳩などの鳥が留まっているといった光景を見たことはありませんか?
気にも留めずに放置してしまうと、ベランダにフンをされてしまい、嫌な経験をしてしまう人は少なくありません。
また、鳥のフンは乾燥してしまうと、簡単に落とせなくなり、お仕事や家事で忙しい生活を送っていると、放置しがちになってしまいます。
しかし鳩や鳥のフンは衛生的に汚いだけでなく、たくさんの病原菌を含んでいる可能性があり、人体にもかなり有毒だと知っていましたか?
今回は、そういった鳩や鳥のフンに潜む危険性から、ベランダにフンをされてしまった際のお掃除方法、ベランダに鳥が寄り付かなくなる方法をお伝えしていきますので、是非参考にしてください!
鳥のフンが厄介なワケ
まずは鳥のフンが厄介とされているワケからお話ししていきます。
もちろん、見た目的にも不潔ですし、ベランダの壁や手すり、床にこびりつき、乾燥してしまうと取り除くのにすごい労力が必要になってきます。
また人体にも悪影響を及ぼしてしまうという側面もあるため、なるべく早くお掃除する必要があります。
ここでは鳥のフンが及ぼす悪影響について詳しく解説していきます。
・衛生的に良くない
鳥のフンには人体に悪影響を及ぼしてしまいます。
代表的なもので言うと、呼吸器疾患を引き起こすオウム病や結膜炎を引き起こすニューカッスル病など、感染症を引き起こしてしまう病原菌が多く含まれています。
中には、鳥のフンが原因となり、重度のアレルギー症状を引き起こしてしまう場合もあり、最悪の場合命を落としてしまいます。
鳥のフンを直接触らなくとも、フンが乾燥して粒子となり、空気中に漂うため、鳥のフンをこまめに掃除しないと、完全に予防することは難しくなっています。
・病原菌が潜んでいる
鳥のフンには病原菌、寄生虫、カビなどといったものが大量に含まれています。
健康な成人であれば、免疫があるので、すぐに影響が出たりとかはないのですが、免疫力の低い子供やお年寄り、疲れが溜まり免疫力が落ちている方、または子供を孕っている妊婦さんに関してはお腹の中の胎児に影響が出てしまう可能性があります。
今回はそういった病原菌の一部を紹介していきます。
●クリプトコッカス症
鳥のに高い確率で含まれているカビによる感染症で、乾燥に強く、2年以上も菌が生き続けると言われています。
またエアコンの室外機が吸い込んで部屋の中に広がる恐れもあるので、室外機周辺に鳥のフンがある場合は注意が必要です。
皮膚炎・発熱・胸の痛みを伴う肺炎を引き起こす可能性があります。
●オウム病
鳩の20%がオウム病のウイルスを保持しており、大人が感染・発症することが多いのがこの病気です。
名前はオウムとついていますが、鳩もウイルスを持っています。
頭痛・倦怠感・筋肉痛といった風邪と類似した症状が出る恐れがあり、重症になると肺炎・気管支炎を引き起こす可能性があります。
●トキソプラズマ症
トキソプラズマという寄生虫によって発生する感染症で、実は全人類の3分の1が感染していると言われており、かなり蔓延している寄生虫なんです。
無症状ですむことが多いですが、場合によっては発熱や頭痛・倦怠感といった軽いインフルエンザのような症状が出る可能性があります。
また妊婦の方が感染した場合、流産など胎児に危険が及ぶこともあるため、妊婦さんは特に注意が必要です。
・建物が劣化する
さらに、鳥のフンには金属やコンクリートを劣化させる成分が含まれているので、建物にとってもよくありません。
ですから、もしベランダなどで鳥のフンを見つけたら、できるだけ早めに取り除くことが大切です。
ベランダの鳥のフンを片付けるには
ベランダに鳥のフンをされてしまったら、先ほどお伝えしたように、放置してしまうとフンが乾燥してしまい、病原菌が空気中に舞ってしまいますし、建物にもダメージを与えてしまうため、なるべくすぐにお掃除をした方が良いです。
ここからは実際のお掃除方法の手順や必要な道具、お掃除の際に気をつけた方が良いことをお話ししていきますので、すでにベランダに鳥のフンをされてしまっているならば以下を参考にしてすぐにお掃除に取り掛かってください!
・必要な道具
ベランダの鳥のフンのお掃除を進めていく際に必要な道具をまずは準備しましょう。
必要な道具リストとしては、
・使い捨てのマスク
・ゴム手袋やビニル手袋
・キッチンペーパー、雑巾やボロ布、古新聞紙など
・ぬるま湯を入れたバケツやペットボトル
・ゴミ袋
・消毒用エタノールスプレー
・次亜塩素酸ナトリウムが入った消毒剤
上記の道具を準備しておきましょう。
道具に関して注意しないといけないことが、「使ったものは都度捨てる」という点です。
鳥のフンのお掃除をした際に、フンに含まれる病原菌が付着してしまう可能性が高いため、お掃除に使う道具は使い捨てにするようにしましょう。
・実際の手順
実際にベランダの鳥のフンのお掃除を進めていく手順をお話しします。
まずは乾燥している鳥のフンを浮かせるために、水をかけてふやかしましょう。
水を多くかけてしまうと、水気を拭き取るのが大変になってしまうので、軽く湿らせるぐらいで問題はありません。
広い範囲に鳥のフンが広がってしまっている場合は、ぬるま湯で湿らせた新聞紙を覆い被せることで、簡単にふやかすことができます。
ふやかして柔らかくなった鳥のフンは準備したキッチンペーパー、雑巾やボロ布、古新聞紙などの布や紙で拭き取っていきます。
拭き取る際に使用した紙や布、手袋等はすぐにゴミ袋に入れ、最後にエタノールスプレーで消毒し拭きあげていきましょう。
鳥のフンの汚れがひどい場合には、次亜塩素酸ナトリウムが入った消毒剤を使って消毒することで、しっかりと滅菌できます。
ただし、ベランダの箇所の材質によっては次亜塩素酸ナトリウムと化学反応を起こし、偏食や腐食を起こすことがあるので、使用する前に、問題のない材質かを、取扱説明書等で確認するようにしましょう。
・掃除の際に気をつけること
ベランダの鳥のフンをお掃除する際に気をつけなければならない点が2つあります。
1つ目は手袋とマスクは必ず着用することです。
先ほどお伝えしたように、鳥のフンには様々な病原菌が含まれているため、直接手で触れないようにしましょう。
またお掃除中に乾燥した鳥のフンが空気中に舞い上がってしまう場合もあるので、マスクを着用することが大切です。
もちろんお掃除が終わったら使用したマスクと手袋は捨てて、しっかりと手洗いをするようにしましょう。
2つ目が風が強い日の掃除は避けるという点です。
風が強いと、空気中に舞い上がった鳥のフンが服に付着してしまったり、室内に入り込んでしまうリスクが高くなってしまうので、風の穏やかな日にベランダの鳥のフンはお掃除するようにしましょう。
鳥をベランダに寄り付かせないためには
先ほど鳥のフンのお掃除方法をお話ししてきましたが、せっかくお掃除しても、次はいつベランダに鳥のフンをされるのかはわかりませんよね?
常に見張っておくわけにはいきませんし、鳥のフンをされる度にお掃除するとなってしまうと、週に何回もお掃除しないといけなくなってしまい、正直面倒に感じてしまいますよね?
ここからは、ベランダに鳥のフンをされないためにも、鳥が寄り付かなくなる方法をお話ししていきます。
・ベランダに余計なものを置かない
ベランダに物が多いと、死角が多くできてしまうため、猫やカラスといった天敵から身を守れる安全な場所になってしまうため、鳥が住み着きやすくなってしまいます。
また、ベランダに物が多いと、鳥がやってきていることに人が気づきにくくなってもしまうので、できるだけベランダには余計なものを置かないようにしましょう。
・フンをされたらすぐ掃除する
ベランダに鳥のフンをされてしまったら、後回しにせず、すぐにお掃除するようにしましょう。
鳥のフンを放置してしまうと、他の鳥が臭いに釣られてベランダにやってくる頻度が上がってしまい、さらにフンをされる可能性があがってしまうので、すぐにお掃除するようにしましょう
・鳥を見かけたらすぐ追い払う
鳥がベランダに入ってきているのを見かけたら、都度追い払うようにしましょう。
ベランダが安全な場所だと鳥に認識されてしまうと、住み着きやすくなる要因に繋がってしまいます。
また、ベランダで鳥を見かけたら、枝がないかを確認するようにしましょう。
追い払った後に枝が落ちていた場合、死角となっている箇所に巣を作られてしまっている可能性もあるので、併せて確認するようにしましょう。
H3 ・家事代行を使う
そうは言っても、日々の家事や仕事があると、なかなか手が付けられない場合もありますよね。
そこで、おすすめなのが家事代行サービスです。
家事代行を利用すると、面倒なお掃除をする必要がなくなり、家事に使用していた時間を大幅に節約可能です。
もちろん、ベランダの鳥のフンの掃除だけでなく、料理や掃除、整理整頓などの家事全般をお任せできるため、家事に時間を割く余裕のない方や家事が苦手な方にとっては、家事代行を利用することで一日の時間を有効に活用できるでしょう。
とはいえ、家事代行サービスには様々な種類がありますので、
「どこに頼めばいいの?」
と悩んでしまっている方もたくさんいるでしょう。
そのような方は、家事代行サンジュまでお気軽にご相談ください。
サンジュは過去数万件のサポート実績があり、メディア出演、市町村役場との提携等も行なっております。
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しています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
ベランダに鳥のフンをされてしまった際のリスクやお掃除法、鳥をベランダに寄りつかせなくするための方法をお話ししてきました。
鳥のフンは見た目だけでなく、場合によっては健康被害にもつながりかねないので、日々のお手入れが重要になっていきます。
そういった日々の家事ができない場合、お掃除に手が回らないという方はぜひ家事代行の利用もご検討してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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