おねしょした布団はどう洗えばいい?
子育てをしていく中で、必ず通る道と言っても過言ではないおねしょ問題。
子育てに限らず、大人になっても、ちょっとした粗相をしてしまうことだって珍しくありません。
睡眠中、ずっと肌に触れる布団なので、できるだけ清潔で気持ちよく使用したいですよね?
今回は、おねしょしてしまった布団のニオイとシミを取り除くための具体的な方法と、布団を清潔に保つためのポイントを解説していきます。
子供がおねしょをしてしまう度に億劫な気持ちになってしまうと思いますが、今回お話しする方法をぜひ生活の中で取り入れていってください!
おねしょ布団をきれいにする効果的な方法
早速おねしょをしてしまった布団を効果的にきれいにする方法を解説していきます。
とにかく水分を取り除くことが重要なのですが、乾いたタオルで一生懸命拭いていませんか?
実はアレとアレを使えば、おねしょ布団を効果的に綺麗にすることができます!
おねしょ布団の処理で朝時間を取られすぎないためにも、これからお伝えすることをぜひ実践してみてください!
・おむつで水分を取り除く
まずは布団から水分をできるだけ取り除くことが重要です。
おねしょをした直後に、吸水性の高いタオルでしっかりと水分を押し取ります。
その際に今回おすすめするのが、おむつを使った方法です!
お子さんのおむつがあればそれを利用するようにしましょう。
おむつは構造上、吸水性能が高いため、効率よく水分を吸い取ることができます。
余分な水分を取り除くことで、シミやニオイの根深い定着を防ぎます。
・クエン酸スプレーでニオイを取り除く
タオルやおむつである程度の水分を布団から吸い出せたら、次はおねしょのニオイを取り除いていきます。
おねしょのニオイの原因は、尿に含まれているアンモニアによって引き起こされます。
アンモニアはアルカリ性の成分となっているため、酸性の性質を持つクエン酸を使うことで、アルカリ性のアンモニア臭を中和することができ、おねしょの特有なニオイを取り除いてくれます。
クエン酸は自然成分となっており、人体への危険はないため、小さなお子さんがいる家庭でも安心して使用することができます。
適量のクエン酸を水に溶かし、スプレーボトルに入れておねしょの部分に直接スプレーし、しばらく放置した後、布で拭き取ることで、ニオイが効果的に除去されます。
今では、100円ショップなどでクエン酸入りのスプレーが購入でき身近なアイテムでもありますし、クエン酸水を粉から作る場合は、水200mlに対して、クエン酸を小さじ1杯程度混ぜ、スプレーボトルに入れてよく振って使うようにしましょう。
・酸素系漂白剤で黄色いシミを落とす
酸素系漂白剤を用いることで、布団にできた頑固な黄ばみやシミを取り除くことが可能です。
漂白剤を水で薄めた溶液に布団のおねしょのシミに浸し、20~30分ほど放置した後にすすぎ洗いをします。
長時間放置すると布団の繊維が傷んでしまうので注意しましょう。
・ぬるま湯で洗う
ぬるま湯を使用して布団を手洗いすることで、布団に残った汚れや漂白剤を洗い流します。
温度が高すぎると布団が傷む可能性がありますし、おしっこに含まれるタンパク質が固まってしまい、おしっこのニオイやシミが落としにくくなってしまうので、40度前後のぬるま湯で洗うようにしましょう。
おねしょ布団をきれいにするための具体的な手順
おねしょ布団を効果的に綺麗にする方法をお伝えしたところで、実際におねしょを処理していく手順を解説していきます。
おねしょ布団の処理は大きく分けて「部分洗い」と「丸洗い」に分けられます。
ここからは、それぞれの手順について解説していきますので、状況に応じて使い分けてみてください!
・部分洗いする場合
まずはおねしょのあった部分に直接、クエン酸スプレーを適量吹きかけます。
これにより、シミやニオイの原因物質が分解されやすくなります。
次にクエン酸スプレーを吹きかけ、吸水性の高いタオルやおむつで優しく叩きながら水気を吸収していきます。
この際、強く擦ると布団が傷む原因になるので注意が必要です。
上記をシミとニオイがなくなるまで繰り返し行い、タオルで余分な湿り気を取り除いた後、布団を風通しの良い場所で自然乾燥させます。
その際に直射日光は避けて、風通しの良い場所で陰干しするようにしましょう。
・丸洗いする場合
おねしょした布団を丸洗いする場合、ぬるま湯を張った浴槽や大きな洗面器などに布団を完全に浸します。
この時、洗剤として酸素系漂白剤を水に溶かして使用すると、シミがより効果的に取り除かれます。
次に布団を優しく押し洗いし、特に汚れがひどい部分は軽くこするように洗います。
洗う際に洗剤が均等に行き渡るように気をつけましょう。
浴槽の栓を抜いたら、シャワーで水を流し、布団を足踏みしながらすすぎ洗いを行い、布団から洗剤が完全に除去しましょう。
洗剤を洗い流せたら、再度足踏みで水気を切り、1時間ほど浴槽にかけて水分が布団から抜けるのを待ち、天気の良い日に外で干すか、部屋の中でファンなどを使って乾かしましょう。
おねしょ布団を洗う際の注意点
おねしょ布団の洗い方を押さえたところで、次におねしょ布団を洗う際の注意点を解説していきます。
おねしょ布団の処理は、1歩間違えると、布団の買い替えをしなければならなくなってしまいます。
正しく適切に処理しなければ、おねしょの嫌なニオイは残ってしまい、おねしょのシミの残ってしまいます。
そうなってしまった布団は衛生的ではないですし、必然的に買い替えになってしまうのですが、何度も子供のおねしょは今日明日で改善するものではないですし、買い替えが続いてしまうと、経済的でもありません。
そうなってしまわないためにも、これからお伝えするおねしょ布団を洗う際の注意点はしっかりと守るようにしましょう。
・放置しない
お子さんが布団におねしょをしてしまったらすぐに対処することが重要です。
放置するとシミやニオイが布団に定着し、除去が困難になるだけでなく、雑菌やカビの発生の原因にもなります。
おねしょをしたことに気付いたら、できるだけ早く布団から水分を取り除き、洗浄処理を行いましょう。
・消臭スプレーを使わない
おねしょのニオイを消臭スプレーで覆い隠すのは避けるべきです。
これらのスプレーは一時的にニオイを抑えることはできますが、根本的な解決にはならず、消臭スプレーの成分が布団に残り、かえってニオイを強めてしまうこともあります。
おねしょのニオイが気になる際は、クエン酸スプレーなどの自然由来の消臭方法を選ぶと良いでしょう。
・しっかり乾燥させる
布団を洗った後は、しっかりと乾燥させることが重要です。
湿った布団はカビやダニの温床になりえます。
天気の良い日に外で干す、または部屋の中で十分な風の通り道を確保して乾燥させましょう。
冬場や雨の日は、布団乾燥機を使用するのも一つの方法です。
布団やマットレスを清潔に保つには?
おねしょに限らず、毎日使う布団は肌に触れる時間も長いですし、清潔に保つことで衛生的に過ごすことができます。
日々の生活の中で、日常的に布団やマットレスを清潔に保つためのポイントや、方法を解説していきます。
湿気やカビで汚れてしまった布団で過ごしてしまわないためにも、これからお伝えする方法を実践していきましょう。
・湿気対策をする
湿気は細菌の繁殖やカビの主な原因です。
布団やマットレスが湿気を吸収しやすいため、定期的に日光に当てて乾燥させることが重要です。
晴れた日には外に干すことをお勧めしますが、外に干せない場合は、部屋の中で風通しを良くして自然に乾燥させましょう
・シーツやパットを定期的に掃除する
シーツやパットは直接肌に触れるため、汗や皮脂で汚れやすいです。
これらを定期的に洗濯することで、清潔な寝具を保つことができます。
少なくとも2週間に一度は洗濯し、季節の変わり目には特に注意しましょう
・マットレスに風を通す
マットレスはその厚みから内部まで湿気が抜けにくいことがあります。
マットレスを立てて風通しを良くすることで、内部の湿気を逃がしやすくします。
また、マットレスの下に通気性を高めるアイテムを使用するのも効果的です
・定期的に掃除機をかける
布団やマットレスの表面には見えないほどの細かいほこりやダニが付着しています。
掃除機を使用してこれらのアレルゲンを定期的に除去することで、寝具を清潔に保つことができます。
特にアレルギー体質の方は、この作業を週に一度は行うことをお勧めします。
・家事代行を利用する
そうは言っても、日々の家事や用事があると、なかなか手が付けられない場合も
ありますよね。
そこで、おすすめなのが家事代行サービスです。
家事代行を利用すると、面倒なお掃除をする必要がなくなり、家事に使用していた時間を大幅に節約可能です。
また、プロに依頼することでおねしょ布団の掃除や、マットレスの掃除だけなく、素材のダメージを極力与えないような品質の高い仕上がりを期待できます。
もちろん、おねしょ布団の掃除や、マットレスの掃除だけでなく、料理や掃除、整理整頓などの家事全般をお任せできるため、家事に時間を割く余裕のない方や家事が苦手な方にとっては、家事代行を利用することで一日の時間を有効に活用できるでしょう。
とはいえ、家事代行サービスには様々な種類がありますので、
「どこに頼めばいいの?」
と悩んでしまっている方もたくさんいるでしょう。
そのような方は、家事代行サンジュまでお気軽にご相談ください。
サンジュは過去数万件のサポート実績があり、メディア出演、市町村役場との提携等も行なっております。
また弊社では、初めて家事代行を利用する方向けに「初回お試しプラン」を用意
しています。
初回は割引価格でご利用いただけますので、少しでも興味がある方は是非一度試してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はおねしょ布団のニオイやシミの対処法、布団やマットレスを清潔に保つ方法をお話ししてきました。
布団やマットレスを清潔に保つことは、睡眠の重要な要素となっているため、日々のお手入れが重要になっていきます。
そういった日々の家事ができない場合、お掃除に手が回らないという方はぜひ家事代行の利用もご検討してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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