シャツの黄ばみ汚れを落とすには？

毎回ちゃんと洗濯をしているのに、シャツが黄ばんでいて嫌な思いをした経験はありませんか？

シャツの黄ばみは通常の洗濯ではきちんと落とせず、放置してしまうと、牙みの範囲は広がっていき、見た目的にも不衛生ですし、他人から見ると、不快な気持ちにさせてしまいかねません。

そこで今回はシャツの牙みの原因から、除去方法まで詳しく解説していきます。

清潔感のあるパリッとしたシャツを着こなすためにも、シャツの黄ばみで悩んでいる方は最後まで目を通してください！

シャツの黄ばみの原因

まずはシャツの黄ばみが発生してしまう原因を解説していきます。

原因をしっかり把握しておくことで、正しく汚れに対してアプローチすることが可能となりますし、黄ばみを防ぐことが可能となる場合もあります。

今回はシャツの黄ばみが発生しやすいポイントである、襟と脇の牙みの原因を解説していきます。

・襟の黄ばみ

襟周りは体温が高く、常に摩擦や圧力がかかりやすい部位となっています。

これにより、皮脂や汗中の成分が襟部分に付着しやすくなり、特に、首元の皮脂腺が集中して存在し、これが汗と結合して黄ばみの原因となります。

また、襟部分は、首や顎との接触があり、摩擦が生じやすい箇所のため、この摩擦によって、皮脂や汗がより深く浸透し、黄ばみが発生します。

さらに、皮脂は酸化しやすい性質を持っており、襟部分が空気と触れ合うことで、皮脂が酸化して黄ばみとなることがあります。

この反応は時間とともに進行し、黄ばみが定着してしまいます。

・脇の黄ばみ

脇の下は発汗が盛んな部位であり、特にエクリン汗腺から分泌される脇汗が衣服に付着することで黄ばみが発生します。

また、脇汗には尿素や塩分が含まれ、これらが衣服と反応して変色します。

洗濯時の洗浄が不十分だと、汗と共に残留した洗剤や柔軟剤が脇部分に蓄積し、これが酸化反応を起こし、黄ばみの原因となります。

さらに、一部のアンチパースピラント製品に含まれるアルミニウムなどの成分が、脇の下に残留しやすいため、これが原因で黄ばみを引き起こすことがあり、この成分が汗と反応して変色を引き起こします。

シャツの黄ばみおとしの手順

シャツの黄ばみ落としの方法として、重曹やクエン酸、セスキソーダを使うといった方法がありますが、手順が多く、正直面倒に感じる方が多いと思います。

そこで今回は、1発で黄ばみがスッキリ除去できる、オキシクリーンを使った方法を紹介していきます。

オキシクリーンの名前は聞いたことがあるけど、使ったことが無いという方は、この機会にぜひオキシクリーンの特徴を理解して、生活に取り入れていきましょう！

・オキシクリーンを準備する

オキシクリーンは、酸素系漂白剤として知られ、さまざまな洗濯問題に対処するために広く使用されています。

今回、シャツの黄ばみを取り除いていくにあたって、オキシクリーンの主な特徴や性質をまずは解説していきます。

●酸素系漂白剤

オキシクリーンは、塩素系漂白剤とは異なり、酸素系の漂白剤です。

これにより、衣類を優しく漂白できるだけでなく、環境にも比較的優しいとされています。

塩素系漂白剤と比較して、色落ちや変色の心配が少ないのが特徴です。

●多機能性

オキシクリーンは漂白だけでなく、洗濯において、有効な作用が多く、シャツの黄ばみの他にも、シミや臭いの除去、カビの予防など、幅広い洗濯ニーズに対応できます。

●酸素放出

オキシクリーンは使用中に酸素を放出します。

これにより、漂白作用が活性化され、黄ばみやシミを分解しやすくなります。

また、この酸素放出によって洗濯槽や衣類に残留することなく、比較的すすぎがしやすいのも特徴です。

●漂白力が強力

オキシクリーンは漂白力が強力で、頑固なシミや黄ばみにも効果を発揮します。

ただし、使用量やつけ置き時間などを適切に調整することが重要です。

漂白力が強力なため、色物やデリケートな素材には慎重に使用する必要があります。

●衣類の鮮やかさを保つ

オキシクリーンは漂白するだけでなく、白い衣類の鮮やかさを保つ働きもあります。

衣類がくすんできたと感じたときにも、オキシクリーンを使ってみることで、衣類の色合いをよみがえらせることができます。

オキシクリーンを使用する際には、製品の指示に従い、注意事項を守りながら効果的に利用することが大切です。

・つけ置きする

オキシクリーンの成分や特徴を押さえたところで、実際に活用して、シャツの黄ばみ落としに有効なアプローチ方法は、オキシクリーンによるつけおきです。

頑固な黄ばみを効率的に落としていくためにも、次の手順で行なっていきましょう。

●適切な濃度で調製する

オキシクリーンの使用前に、オキシクリーンの取扱説明書の指示に従って濃度で調製します。

濃度が高すぎると衣類にダメージを与える可能性があるため、説明書の記載通りに準備しましょう。

●シャツを浸す前に汚れをブラッシング

シャツについた黄ばみや汚れをできるだけ落とすために、つけおきをする前に柔らかいブラシを使って優しくこすります。

特に襟の部分の黄ばみは頑固になっている場合が多いため、軽くオキシクリーン液に気になる部分を浸し、軽くブラッシングしておくと、黄ばみの汚れが浮き上がり、しっかりと黄ばみを落としやすくなります。

ただし、服によってはデリケートな素材や繊細な装飾がある場合があるので注意が必要です。

●オキシクリーン液に浸す

オキシクリーン液にシャツを完全に浸します。

特に黄ばんでいる部分を重点的に浸すようにしましょう。

漂白力が強力なので、色物の場合は濃度と時間に注意が必要です。

●指定された時間つけ置き

オキシクリーンの効果を最大限に引き出すために、指定された時間を守ってつけ置きを行いましょう。

通常、黄ばみの状態にもよりますが、15分から1時間程度が一般的です。

また、長時間つけおきする場合は、途中でシャツの状態を確認し、色落ちや変色が起きていないか注意が必要です。

●必要に応じて煮沸させる

シャツの黄ばみがかなり頑固の場合、オキシクリーンの効果を最大限に強化するために、つけ置き中に煮沸を行うことがあります。

ただし、シャツの素材によっては熱に弱いものもあるため、慎重に行い、シャツの選択ラベルを事前に確認することが必要です。

●通常の洗濯を行う

つけおきが終わったら、通常の洗濯を行います。

その際、通常の選択と同じように衣類用の洗剤を使用し洗濯を行いましょう。

ジェルスティックを使う

オキシクリーンを使ってのつけおきとは別のアプローチ方法として、ジェルスティック型のオキシクリーンを使って、シャツの黄ばみを落とす方法があります。

ここでは、オキシクリーンジェルスティックの特徴から、実際の手順をお伝えします。

つけおきするほどの黄ばみではない場合や、日常のお掃除に手軽に取り入れられるため、お仕事や子育てで忙しい方には必見の内容となっています！

・ジェルスティックの特徴

ジェルスティックタイプのオキシクリーンの特徴として、スティック乗りのように、気になる黄ばみの部分に直接的にアプローチができるお手軽さが挙げられます。

また、

「消臭効果」

「血液も落とせる」

「液だれしない」

「もみ洗い不要」

「塗りやすく手が汚れない」

といったのも、ジェルスティックタイプの特徴となっています。

・具体的な手順

具体的な手順としては、シャツの黄ばみが目立つ襟や脇の部分、袖口などの汚れに直接塗り込み、通常の洗濯を行うだけです。

また、ジェルスティックタイプのオキシクリーンは、液の色が青色のため、塗り込んだところが一目でわかりやすいのも良い点です。

ただし、シャツ全体をジェルスティックタイプでの黄ばみ落としは効率的ではないため、あくまでも局所的な使用にしておきましょう。

オキシクリーンを使う際に注意すること

これまでオキシクリーンを使って、シャツの黄ばみを落とす手順を説明してきましたが、オキシクリーンを使うにあたって、注意しなければならない点があります。

これらを守らないと、黄ばみを落とすどころか、シャツを痛めてしまい、今後着ることができない程のダメージを負わせてしまう可能性だってあります。

なのでこれから紹介する方法をしっかりとチェックしていきましょう！

・カラーの服はOK

オキシクリーンは漂白作用が強いイメージがありますが、カラーの色物のシャツにも使用することが可能です。

ただし、白いシャツと同じようにつけおきしてしまうと、色が抜けすぎてしまうので注意が必要です。

・オキシクリーンが不可かチェックする

シャツの黄ばみ落としに万能なオキシクリーンですが、衣類の種類によっては使用できない場合があります。

基本的には洗濯タグを確認すればわかるのですが、代表的な表情をお伝えしておくと、

「漂白不可の表示があるもの」

「手洗いの表示があるもの」

「水洗いNGの表示があるもの」

「デザイン性の高いもの（スパンコールつきのものなど）」

上記の表示がある場合はオキシクリーンを使ってはいけません。

はじめてオキシクリーンを使ってつけおきをする際は、タグに付いている洗濯絵表示を必ず確認の上、行うようにしましょう。

・家事代行を使う

そうは言っても、日々の家事や用事、お仕事や子育てがあると、なかなか手が付けられない場合もありますよね。

そこで、おすすめなのが家事代行サービスです。

家事代行を利用すると、面倒なシャツの洗濯をする必要がなくなり、家事に使用していた時間を大幅に節約可能です。

また、プロに依頼することでシャツの黄ばみ落としだけでなく、素材のダメージを極力与えないような品質の高い仕上がりを期待できます。

もちろん、シャツの洗濯だけでなく、料理や掃除、整理整頓などの家事全般をお任せできるため、家事に時間を割く余裕のない方や家事が苦手な方にとっては、家事代行を利用することで一日の時間を有効に活用できるでしょう。

とはいえ、家事代行サービスには様々な種類がありますので、

「どこに頼めばいいの？」

と悩んでしまっている方もたくさんいるでしょう。

そのような方は、家事代行サンジュまでお気軽にご相談ください。

サンジュは過去数万件のサポート実績があり、メディア出演、市町村役場との提携等も行なっております。

また弊社では、初めて家事代行を利用する方向けに「初回お試しプラン」を用意

しています。

初回は割引価格でご利用いただけますので、少しでも興味がある方は是非一度試してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回はシャツの黄ばみを有効的に落とすための手順や、オキシクリーンの性質や特徴をお話ししてきました。

シャツは日常的にお仕事で着用しますし、できれば真っ白でパリッと着こなしてお仕事に向かいたいですよね？

そういった日々の家事ができない場合、洗濯に手が回らないという方はぜひ家事代行の利用もご検討してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。