オキシクリーンでドラム式の洗濯槽は綺麗にするには?ドラム式とオキシクリーンの相性を徹底解説

清掃方法

オキシクリーンでドラム式の洗濯槽は洗浄できる?

 

お掃除をする際の便利アイテムで「オキシクリーン」はよく話題に上がってきます。

 

オキシクリーンを使って洗濯槽のカビを除去する話はよく聞きますが、そのオキシクリーンをドラム式洗濯機に使ったという話はあまり聞かないと思います。

 

今回はオキシクリーンを使って、ドラム式洗濯機の洗濯槽を洗浄する方法と、オキシクリーンとドラム式洗濯機の相性について解説していきます。

 

 

 

オキシクリーンの特徴

 

まずはオキシクリーンの特徴の解説をしていきます。

 

お掃除に使うことはわかっていても、そもそもどんな成分が含まれていて、どんな汚れに有効なのかを把握しておかなければ、オキシクリーンを使って綺麗にするどころか、かえって逆効果に、、、となってしまいかねません。

 

そうならないためにも、まずはオキシクリーンの特徴と、そのメリットを解説していきます。

 

 

 

・酸素系漂白剤

オキシクリーンは成分的には、酸素系漂白剤という分類になっています。

 

酸素系漂白剤の主成分は過炭酸ナトリウムで、主な特徴として、

 

①発泡力が強く、黒カビや汚れを浮かせて落とす

②塩素系漂白剤よりは洗浄力が劣る

③長い時間つけ置きすることで、カビや汚れの根っこまで綺麗にする

④浮き出た汚れが水に浮くので、途中で取り除く作業が必要

⑤塩素漂白剤系と違い、刺激臭はなく、衣服や人体にも影響はない

 

上記のような特徴があります。

酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤と比べると、殺菌力や洗浄力は劣るものの、強い発泡力でカビや汚れを根こそぎ剥がして落とすことができます。

また、酸素系漂白剤は人体に影響が出ない、安全性の高い成分でできています。

 

 

 

●塩素系漂白剤

酸素系漂白剤とは別の漂白剤で、キッチンハイターやカビキラーなどに用いられる塩素系漂白剤があります。

 

塩素系漂白剤の主成分は次亜塩素酸ナトリウムとなっており、主な特徴として、

 

①非常に強力な殺菌、洗浄力がある

②目に見えない黒カビや汚れも徹底的に分解し除去してくれる

③短い時間のつけ置きで効果が期待できる

④プールの塩素による消毒の匂いに近い、ツンとした刺激臭がする

⑤皮膚に直接触れると、肌荒れを起こす場合がある

 

塩素系漂白剤は高い除菌、洗浄力を持っているため、目に見えないカビや汚れにまで効果を発揮できますが、強力がゆえに人体に対しても刺激が強いので取り扱いには注意が必要です。

 

特に目に入ってしまったりした場合は、すぐに十分な流水で洗い流さなければ失明の恐れもあるので気をつけましょう。

 

 

 

・塩素の匂いがしない

オキシクリーンのような酸素系漂白剤のメリットとしては、塩素系のツンとした刺激臭がしないという点があります。

 

塩素系の刺激臭を長時間嗅いでしまうと、体調不良やめまいを起こしてしまい、最悪の場合健康被害にもつながってしまうので、その点を比べると、オキシクリーンは安全に使うことができる漂白剤となっています。

 

 

 

オキシクリーンでドラム式の洗濯機を洗浄する方法

 

ここからは、オキシクリーンを使ってドラム式洗濯機を洗浄する際の具体的な方法を解説していきます。

 

 

 

・ギリギリまで水を入れてオキシクリーンを入れる

バケツに40度ぐらいの暖かいお湯を準備し、オキシクリーンをスプーン山盛り1杯入れよくかき混ぜてください。

 

次にドラム式洗濯機に直接オキシクリーンを溶かしたお湯を注いでいき、ドアのギリギリで止めます。

 

お湯が溜まったら3時間ほどつけ置きしていきましょう。

 

 

 

・つけ置きする際にたまに洗濯槽を回す

通常の縦型洗濯機をオキシ漬けする場合は、水を洗濯槽一杯に入れ、つけ置きを行うのですが、ドラム式洗濯機は構造上、洗濯槽が全て浸かる状態にすることができません。

 

そのため、オキシ漬けを行う際には、一定時間つけ置きしたら定期的に洗濯槽を回し、洗濯槽全体にオキシクリーンが行き渡るようにしましょう。

 

 

 

・つけ置き後は洗い、すすぎ、脱水を行う

オキシクリーンにて漬け置きを行い、浮いてきた汚れやゴミは都度すくいとってください。

 

3時間ほどつけ置きが完了したら、ドラム式洗濯機のドアを閉め、洗い→すすぎ→脱水の順で洗濯機を回してください。

 

 

 

オキシクリーンがドラム式洗濯機でオススメできない理由

 

ここまでオキシクリーンを使っての、ドラム式洗濯機の洗浄方法をお伝えしてきましたが、縦型タイプの洗濯機の時と比べると工程も多いため、正直オススメできない方法となっています。

 

工程の多さ以外にも、ドラム式洗濯機にオキシクリーンがオススメできない理由を解説していきます。

 

 

 

・洗濯槽にオキシクリーンが浸透しにくい

まず第一に、洗濯槽にオキシクリーンが浸透しにくいというデメリットが挙げられます。

 

オキシクリーンのような酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤と違い、長時間のつけ置きを行う必要がありますし、縦型と違い、構造上洗濯槽をずっと水に浸すことができないため、都度洗濯槽を回す必要があります。

 

 

 

・泡立つことで、故障につながる場合がある

洗濯槽をオキシ漬けすることでカビの洗浄を期待できますが、ドラム式洗濯機の機種によっては、泡が多く発生すると、自動排水してしまう場合があり、どれだと長時間のつけ置きができないため、あまり効果が期待できません。

 

 

 

ドラム式洗濯機を掃除する手順

 

ドラム式洗濯機の洗浄は冒頭で紹介した、塩素系の漂白剤で洗浄する方が手順も簡単ですし、洗浄力も高く、効果が期待できます。

 

ここからは、塩素系漂白剤を使用してドラム式洗濯機の洗濯槽とその他パーツを洗浄していく方法を解説していきます。

 

ドラム式洗濯機は、従来の縦型洗濯機よりも清掃箇所が多く、構造的にも複雑となっているため、誤ったお掃除方法で行ってしまうと、汚れをきれいに落とせないだけでなく、故障や、今後の機能不良にもつながってしまうので、しっかりと手順に沿ってお掃除をおこなっていきましょう。

 

 

 

・洗濯槽

まず初めに、ドラム式洗濯機の洗濯槽のお掃除の手順を解説していきます。

洗濯槽内に残っている、目に見えるゴミやホコリは先に取り除き、ドラム式洗濯機の電源を入れていきます。

 

次に、洗濯槽の内に、塩素系クリーナーを入れ、洗濯槽洗浄モードで、洗濯槽の洗浄を開始します。

 

その際の注意点としては、取扱説明書に記載されている、規定量の塩素系クリーナーを入れるという点です。

 

規定量以上の洗剤を入れてしまうと故障につながってしまう場合もありますし、逆に少なすぎるとあまり効果が期待できません。

 

最近のドラム式洗濯機には洗濯槽洗浄モードが付いていますが、そのモードがない場合に関しては、標準の選択モードを行なっても問題はありません。

 

 

・洗剤投入ケース

洗剤投入ケースは、放置してしまうと、洗剤が固着し、取れなくなってしまったり、それが原因となり、カビが発生してしまう場合もあるため、月に1回程度はお掃除が必要です。

 

手順としては、洗剤投入ケースを取り外し、スポンジや雑巾で汚れを拭き取りましょう。

 

ケースは軽く引っ張るだけで取り外しができますが、うまく外れない場合は、取扱説明書を参照しましょう。

 

汚れがひどい場合は、1度ぬるま湯につけ置きし、汚れを浮かすことで落としやすくなります。

 

汚れを落とし切ったら水分を拭き取り、しっかりと乾燥させて元の箇所へ取り付けたら完了です。

 

 

 

・排水フィルター

排水フィルターは、洗濯時の排水が出た際に、そこに含まれるゴミや糸屑をためておくための部品で、排水フィルターにゴミが溜まった状態が続くと、水の流れが悪くなるので、週に1回はお掃除するようにしましょう。

 

手順としては、まず脱水運転を行い、終了後に排水フィルターを取り外します。

排水フィルターはドラム式洗濯機の下についていることが一般的ですが、見当たらない場合は取扱説明書で確認しましょう。

 

取り外した排水フィルターを歯ブラシなどを使って溜まっているゴミを取り除き、拭き上げていき、完了したら本体の元にあった箇所に取り付けます。

 

 

 

・乾燥フィルター

乾燥フィルターは、洗濯物を乾燥させた際に出る、衣類の糸屑などをキャッチする部品です。

 

そこにゴミが溜まってしまうと、乾燥運転をした際に、乾燥ムラが起こってしまったり、乾燥の運転時間が長くなってしまうため、定期的なお掃除が必要になってきます。

 

手順としては、乾燥フィルターを取り外し、大まかなゴミは先に取り除き、こびりついてしまっている汚れに関しては、ぬるま湯に浸けながら、使い古しの歯ブラシなどで軽くこすり洗いをし、最後は拭き上げを行い、しっかりと乾燥させてから取り付けましょう。

 

 

 

・プロに依頼する

ドラム式洗濯機の洗浄を、専門のプロに依頼すると、洗濯機を分解し、洗濯槽を取り出した上で、高圧洗浄機を使って徹底的にお掃除をしてくれます。

 

見えない部分まで完璧にキレイにしたいのであれば1年に1度くらいのペースでプロにお願いするのもオススメです。

 

 

 

・家事代行を利用する

洗濯機の分解洗浄まで家事代行でお受けすることは難しいですが今回紹介したお掃除方法を定期的に行なったり、お風呂場や洗面所といった水回りなどのお掃除は家事代行でお受けすることができます。

 

また、お仕事や子育てで忙しく、お家の定期的なお掃除を行えない場合は、家事代行サービスを利用するのがおすすめです。

 

家事代行サービスを利用すれば、

 

・掃除

・料理

・洗濯

 

などをプロのスタッフが抜かりなく行ってくれますので、綺麗な家を保ちやすくなります。

 

近年は日本でもドラマなどの影響により家事代行の認知度が高まり、多くの方がご利用しているサービスです。

 

とはいえ、家事代行サービスには様々な種類がありますので、

 

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そのような方は、家事代行サンジュまでお気軽にご相談ください。

 

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初回は割引価格でご利用いただけますので、少しでも興味がある方は是非一度試してみてください。

 

 

 

 

 

まとめ

今回はドラム式洗濯機のお掃除に必要な道具から、具体的な手順をお話ししてきました。

 

毎日使う洗濯機なので、できれば清潔を保ち、気持ちよくお洗濯していきたいですよね?

 

ただし、どうしても自分では手が回らないという際は、プロの力を頼るのも一つです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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