キッチンハイターがお風呂のカビやヌメりを落とすのに適している理由を解説

清掃方法

キッチンハイターでお風呂を掃除できるのか?

 

お風呂場をお掃除する際、黒カビや排水溝のヌメりに悩まされたことはありませんか?

 

正直、手袋をはめていても、ドロドロのヌメりを直接見るだけで気持ち悪い思いをした経験があると思います。

 

そんなお風呂場の黒カビやヌメりを、効果的に除去してくれるのが、「キッチンハイター」なのです。

 

「お風呂掃除なのにキッチンハイター!?」

 

そう思う方も少なくないと思います。

 

実際、お風呂ハイターという商品も街中で販売されているので、どうしてお風呂にキッチンハイターを使うのか疑問に思いますよね。

 

今回はお風呂ハイターとキッチンハイターの違いや、有用性、実際にどうやってお風呂のカビや排水溝のヌメりをお掃除していくのかを解説します。

 

 

 

キッチンハイターの成分の有効性

 

お風呂掃除の際に使用するキッチンハイターは、カビやヌメりを除去する成分を含んだ、塩素系漂白剤となっています。

 

キッチンハイターには、水回りのカビを除菌したり、食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌などの菌類を殺菌する効果があります。

 

漂白剤や除菌剤として使うことができるので、お風呂場のタイルや、その間の目地部分、パッキンやゴム製の部分、排水溝など、お風呂場の様々な場所で効果を発揮します。

 

 

 

・お風呂ハイターとの違い

そもそもお風呂ハイターとキッチンハイターの違いは何か。

 

塩素系漂白剤には、次亜塩素ナトリウムが含まれており、カビを除去する際に高い効果を発揮します。

 

その次亜塩素ナトリウムの濃度が違っており、キッチンハイターでは6%ですが、お風呂ハイターはそれよりも薄められています。

 

その理由は、お風呂ハイターはカビ取りだけの目的で作られており、そのため、高い濃度である必要性がないというところです。

 

また、塩素系漂白剤は強力なアルカリ性なので、お風呂場などの狭い空間で使うのにはリスクが高く、

 

「洗剤が目に入る」

「飛沫を口や鼻から吸い込んでしまう」

「手で直に触れてしまう」

 

などといった、健康被害につながる状況になりやすい場合があります。

 

なのでお風呂ハイターに関しては、次亜塩素ナトリウムが必要最低限な濃度に希釈されています。

 

 

 

・お風呂とキッチンハイターの相性

先ほどあげたリスクがあるとはいえ、キチンと正しい方法でキッチンハイターを使用してお風呂を掃除すると、お風呂ハイターよりも良い効果を得られます。

 

特にブラシでこすり洗いするといったことは行わずとも、キッチンハイターでつけおきし、シャワーで洗い流すだけで、カビや排水溝のヌメりを落とすこともできます。

 

 

 

キッチンハイターを使う際の注意点

 

お風呂掃除に高い効果を期待できるキッチンハイターですが、使い方を間違えてしまうと、掃除が捗らないだけでなく、素材自体にダメージを与えてしまったり、自分自身に健康被害が降りかかってしまう可能性もあります。

 

なので今回お伝えする、キッチンハイターを使用する際の注意点は必ず守るようにしましょう。

 

 

 

・酸性洗剤と併用しない

キッチンハイターやお風呂ハイターなど、塩素系漂白剤には共通して、

 

「混ぜるな危険!」

 

という表記が必ずパッケージ上にあります。

 

理由は、酵素系漂白剤などと混ぜてしまうと、有毒なガスが発生し、人体に危害が及ぶからです。

 

なので、キッチンハイターを他の酵素系漂白剤や、酸性洗剤といった、他の洗剤とは絶対に併用を避けましょう。

 

 

 

・ゴム手袋、マスク、ゴーグルをつける

塩素系漂白剤のキッチンハイターは、タンパク質を溶かす性質を持っています。

 

なので、使用する際は、

 

「マスク」

「ゴーグル」

「ゴム手袋」

 

この3点は必ず準備するようにしましょう。

 

また、スプレータイプだと、飛散する可能性もあるので、自分の顔よりも高い位置に吹きかける際には、細心の注意を払うようにしましょう。

 

マスクも一般的な外出時につけるマスクではなく、ホームセンターに売っているような、防塵マスクだと、安心して作業することができます。

 

もし万が一、自分の皮膚についてしまった場合は、流水でよく洗い流してください。

 

 

 

・換気をする

キッチンハイターやお風呂ハイターの塩素系漂白剤は、使用するだけで、塩素ガスが発生してしまいます。

 

なので、お掃除をしている最中に、ガスを吸い込んでしまわないように、よく換気をしましょう。

 

お風呂場に窓があれば開けておき、もしない場合は換気扇をつけて、室内の空気を循環させるようにしてください。

 

 

 

・素材との相性に注意する

キッチンハイター類には、素材との相性の良し悪しが存在します。

 

例えば、アルミや、メラニン樹脂の素材に使用すると、変色や変質する恐れがあります。

 

なので、もし素材がわからないのであれば、目立たない箇所に少量を試しに吹きかけてみて、相性の悪い素材ではないかを確かめるようにしましょう。

 

 

 

・放置しすぎてはいけない

キッチンハイターは、長くつけ置きすればするほど汚れが落ちるわけではありません。

 

また、ステンレスなどに関しては、泡タイプでも5分以上つけおきしてしまうと変質してしまうので、注意が必要です。

 

 

 

お風呂のカビ取り掃除で必要なもの

 

キッチンハイターを使用してお風呂掃除する際に、準備すべき道具を紹介していきます。

 

お風呂掃除はこまめにすることで、カビがガンコになりにくく綺麗な自宅を保ちやすくなります。

 

 

 

・準備する道具

キッチンハイターを使用してお風呂掃除する際に必要な道具

 

・マスク

・ゴーグル

・ゴム手袋

・スプレーボトル

 

キッチンハイターの泡タイプを使う際は、そのまま使っても問題ありませんが、原液タイプを使う際は、3倍ほど希釈して使うようにしましょう。

 

その場合は希釈したキッチンハイターをスプレーボトルに入れ、カビやお掃除したい部分に吹きかけていきましょう。

 

先ほどお伝えしたように、キッチンハイターにはタンパク質を溶かす作用があるので、お掃除をするときは、マスク、ゴーグル、ゴム手袋を着用して行うようにしましょう。

 

 

 

・ハイター

キッチンハイターには、泡が噴出する泡タイプと、希釈して使用する原液タイプがあります。

 

原液タイプだと、スプレーボトルを準備しないといけなかったり、希釈する手間があるので、泡タイプの方が楽にすぐ使用をできます。

 

 

床や壁、天井カビ取り掃除方法

 

お風呂掃除でキッチンハイターを使用する際、床や壁には原液タイプではなく、泡タイプのキッチンハイターがオススメです。

 

原液タイプだと、壁に吹きかけた際、どうしても液ダレしてしまい、キッチンハイターの本来の力が発揮されません。

 

今回は、キッチンハイターの力を引き出すテクニックをお伝えしていきます。

 

 

 

・床、壁はペーパーとラップ

お風呂掃除の際、床や壁の気になる箇所にキッチンハイターを吹きかけますが、先ほどいった通り、液ダレを防ぐのに有効なのが、キッチンペーパーとラップです。

 

キッチンペーパーの上からキッチンハイターを吹きかけ、壁や床とペーパーを密着させた状態にし、薬剤が乾燥しないようにラップを被せ、5~10分ほどつけ置きしたら、シャワーで十分に洗い流しましょう。

 

 

 

・ゴムパッキンのカビには片栗粉

お風呂場の角や、タイルと浴槽の境目のゴムパッキンはキッチンハイターをつけ置きするだけでは、深く根を張ったカビを落とし切るのは難しいです。

 

そういう場合は原液タイプのキッチンハイターと片栗粉を1:1の割合で混ぜ合わせ、ペーストを作っていき、カビが発生しているゴムパッキンにペーストを塗り、ラップで密閉し、5~10分ほど放置し、洗い流していきます。

 

その際に注意するのは、ペーストをすぐに水で流してしまうと、排水溝が詰まる可能性があるので、ペーストは付近で一度拭き取りましょう。

 

また、洗い流す水も、お湯を使うと、片栗粉の粘度が上り、綺麗に流れ切らないので、常温の水で洗い流すようにしてください。

 

 

 

・天井はフローリングワイパーを使用

天井はフローリングワイパーを使い、ペーパータオルにキッチンハイターを染み込ませ、天井を拭きあげることで、お掃除することができます。

 

ただ、この場合だと、軽いカビ汚れにのみ有効ですので注意してください。

 

また、キッチンカビハイターを天井に使用するので、壁以上に注意しながら行う必要があります。

 

ゴーグル、マスク、ゴム手袋はもちろんのこと、カッパを着用し、お掃除することをオススメします。

 

理由は、塩素系漂白剤であるキッチンハイターが着ている服に付着すると、脱色してしまうからです。

 

 

 

お風呂のカビを予防するには

 

お風呂掃除の中で、カビや排水溝のお掃除って、正直面倒ですし、自分でやりたくないのが本音だと思います。

なのでまずは、カビが発生しにくい環境を作る作業を、日常的に行うことが大切になっていきます。

 

 

 

・日頃の手入れ

カビは、湿度や温度で、繁殖のしやすさが変わっていきます。

逆を言えば、カビの苦手な湿度や温度を保てば、カビの発生を防ぐことにもつながります。

 

例えば、

・お風呂後に50度以上の熱いお湯でシャワーをお風呂場全体に流す

・水滴はワイパーブラシで排水溝に集め、拭き取っておく

・換気扇は24時間稼働させ、お風呂場の換気に注意する

 

この3点が、お風呂場のカビ発生を防ぐ基本となっていきます。

 

 

 

・家事代行を使う

日常的にそういった予防が行えない場合は、家事代行サービスを利用するのがおすすめです。

家事代行では専門的な知識でお風呂場をを綺麗にすることが可能ですし、お風呂場の綺麗を維持する、カビの発生を防ぐこともできます。

家事代行サービスはお風呂場掃除だけでなく、

室内全体の家事掃除(お風呂・洗面・トイレ・キッチン・リビング・床)などはもちろんのこと、その他家事(ベッドメイク・洗濯物干し・たたみ)料理・材料買い出しなどをプロの家事スタッフ家事全般をサポート。

 

近年は日本でもドラマなどの影響により家事代行の認知度が高まり、多くの方がご利用しているサービスです。

 

とはいえ、家事代行サービスには様々な種類がありますので、

 

「どこに頼めばいいの?」

 

と悩んでしまっている方もたくさんいるでしょう。

 

そのような方は、家事代行サンジュまでお気軽にご相談ください。

サンジュは過去数万件のサポート実績があり、メディア出演、市町村役場との提携等も行なっており安心してご利用いただける家事代行会社です。

 

またサンジュでは、初めて家事代行を利用する方向けに「初回お試しプラン」を用意しています。

 

初回は割引価格でご利用いただけますので、興味がある方は是非一度試してみてください。

 

対応エリアは

沖縄県・広島県広島市となっております。

 

 

 

まとめ*

色々紹介しましたが、お風呂場に関しては、日常的にカビを発生させない環境作りが大切になっていきます。

 

初期のカビは 目に見えなかったりしますし、気づいた時にはガンコなカビになっている場合も多いです。

 

自分でお風呂場をお掃除しても落ちない場合は、ハウスクリーニングなどもプロのお掃除を、どうしてもまめに汚れを防止できないと感じた場合は家事代行サービスの利用を検討してみてください。

 

家事代行サンジュでは、経験豊富なプロのスタッフが家事をサポートしております。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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当社は沖縄中南部で家事代行・家政婦を行っている会社で、お掃除やお料理、お買い物等の一般家事を代行します。
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