ブラインドを簡単にお掃除する
ブラインドのお掃除って、日常的にやっていない方からすれば、
「大変そう」
「どうやって掃除をするのか」
「取り外したりするの?」
というように疑問に思う部分や、面倒そうなイメージを持ちがちです。
そこで今回は、
・ブラインドの素材別の注意点
・具体的なお掃除の手順
・お掃除するときの注意点
・ブラインドの汚れの予防法
などをわかりやすく紹介していきます。
自宅に放置しがちなブラインドをお持ちの方は、最後まで読んで、ぜひ参考にしてください!
ブラインドの素材を確認する
まず最初に行わなければならないのは、ブラインドの素材の確認です。
素材によっては取り扱いに注意が必要なものがあり、誤ったお掃除方法で汚れにアプローチしてしまうと、汚れを落とすどころか、ブラインドそのものを劣化させてしまう場合もあります。
なので、ブラインドのお掃除に取り掛かる前に、自宅にあるブラインドは下記のどの素材でできているかチェックしましょう。
・ウッド、バンブー
ウッドやバンブーでできているブラインドに関しては、水を使用することで変色する可能性があります。
また、お掃除後にきちんと乾拭きができておらず、水気が残ってしまうと、黒カビが発生してしまう原因になってしまうため、気をつけるようにしましょう。
また、お掃除する前に、取扱説明書などに目を通し、お掃除方法や注意点に関しては、事前に確認するようにしましょう。
・アルミ
ブラインドがアルミを素材に作られた物の場合、重曹やセスキ、キッチンハイターなどといった、アルカリ性の性質を持っている洗剤を使用するのは絶対にNGです。
理由としては、アルミの性質上、アルカリ性に弱いため、アルカリ性の洗剤を使用すると変色や不織させてしまう可能性があります。
そのため、アルミ製のブラインドにアルカリ製の洗剤を使用してしまうと、マダラのような模様になってしまったりと、元の色に戻らなくなってしまいかねません。
アルミ製ブラインドにアルカリ性洗剤を使うのは、ブラインドを傷める原因になるので避けるようにしましょう。
・布
布製のブラインドに関しても、ウッド・バンブー製と同じように、お掃除の際に水気を残してしまうと、変色やカビが発生したりする恐れがあるため、お掃除する際はしっかりと乾拭きするようにし、お掃除前に取扱説明書に目を通すようにしましょう。
ブラインドのお掃除手順
では実際にブラインドのお掃除を進めていく上で、効率的なお掃除方法を今回はお伝えします。
・軍手や雑巾で埃を取り除く
ブラインドの表面についた埃やほこりを取り除くため、軍手または雑巾を用意します。
布よりも軍手の方が細かい箇所まで行き届きやすく、効率的にお掃除ができるため、軍手を使ったお掃除をおすすめします。
軍手、または雑巾を使ってブラインドの表面、スラット部分を軽く拭きとります。
基本的にブラインドの汚れはホコリによる汚れが多く、軍手や雑巾での拭き取りである程度は綺麗にすることができます。
・洗剤を使う
ブラインドに通常のホコリや汚れだけでなく、頑固な汚れがある場合は、洗剤を使って洗浄します。
まず、洗剤と水を混ぜた洗浄液を用意します。適切な洗剤は、ブラインドの素材に適しているものを選びます。
先ほどお伝えしたように、アルミ製のブラインドにアルカリ性の洗剤を使用してしまうと、変色や腐食を引き起こしてしまう可能性があるので、中性の洗剤を使用するようにしましょう。
自宅にある中性洗剤で構わないので、食器用洗剤等を水で薄めた洗浄液を準備するか、市販の中性洗剤であるウタマロクリーナーなどを使ってお掃除を進めていきます。
食器用洗剤を使う場合は、30~40度ほどの暖かい水を使って洗剤を溶かし、洗浄液を作ります。
準備した洗浄液を布に含ませ、ブラインドの表面を軽く拭きます。
ブラインドのスラットに洗浄液を塗布し、布で汚れをこすります。
洗剤が薄く、汚れの落ちがあまり良くない場合は、必要に応じて、洗剤の濃度や拭き取る回数を増やすなどといった調整をしていきましょう。
・丸洗いする
ブラインドが取り外し可能な場合は、丸洗いすることで徹底的にクリーニングできます。
取り外し可能なブラインドを外します。取り外し方は、製造元の指示書や取り扱い説明書を参考にします。
ブラインドを水洗いする場合は、浴槽や洗濯機を利用してお掃除します。
ただし、洗濯機を使用する場合は、デリケートモードや手洗いモードを選択しましょう。
ブラインドを水に浸し、軽く揺らしながら汚れを落とし、汚れの状態や必要に応じて、中性洗剤を使用してお掃除するようにしましょう。
水洗いが終わったら、ブラインドを水気を切り、風通しの良い場所で十分に乾かします。
しっかりと水気を切らないと、カビが発生してしまうので注意が必要なのと、変色や高温による変形の原因に夏ので、直射日光が当たる場所には置かないようにして乾かしましょう。
ブラインドのお掃除の際の注意点
まずブラインドのお掃除を行う前に、ブラインドの製造元の指示や取り扱い説明書をよく読み、特定のお手入れ方法があるか確認してください。
間違った方法でお掃除してしまうと、ブラインドを綺麗にするどころか、変色、変形、最悪の場合は利用できないレベルのダメージを負ってしまう場合もあります。
なので、今回紹介する注意点に気をつけながら、ブラインドのお掃除を進めていきましょう。
・洗剤に注意する
まずはブラインドの素材に適した洗剤を選ぶことが重要です。
例えば、木製ブラインドやデリケートな素材の場合は、中性洗剤を使用します。
強力な洗剤や漂白剤を使うと、ブラインドの表面が傷ついたり変色する恐れがあります。
洗剤を使用する際は、洗剤の使用量に注意しましょう。
洗剤の利用料が多すぎると、ブラインドの表面に残留物が残り、逆に汚れを引き寄せることになるので、適切な量の洗剤を使用してください。
・ブラインドを折らないようにする
ブラインドのスラットは非常に薄くて繊細な部分です。
お掃除の際には、無理に曲げたり、折り曲げたりしないように注意してください。
掃除の際に無理な力をかけると、スラットが折れてしまうことがあります。
スラットを拭く際は、優しく軽く拭くようにしましょう。
特に、アルミ製のブラインドの場合は、傷がつきやすいので注意が必要です。
・ゴム手袋を着用する
ブラインドのお掃除の際には、ゴム手袋を着用することをおすすめします。
ブラインドのお掃除に限らず、洗剤を使用する場合や水洗いを行う際には、手荒れを防ぐためにゴム手袋を使うとよいでしょう。
ゴム手袋を着用することで、洗剤の成分や汚れが皮膚に直接触れるのを防ぐことができます。
ブラインドの汚れの防止法
ここまではブラインドの特徴や、素材別の注意点やお掃除方法をお伝えしてきましたが、正直、そういった細々としたお掃除って面倒ですよね?
素材に注意しながら洗剤を選んだり、乾かす際に日光の当たらない風通しの良い場所を確保したり、薄くて繊細なブラインドのスラットを気をつけながらお掃除するのは面倒ですし、気疲れもしてしまいます。
そこでここからは、そういった面倒を避けるために、そもそもブラインドに汚れが蓄積しない裏技をお話ししていきます!
・柔軟剤を使う
ブラインドの汚れは、スラットの表面に発生している静電気により、空気中のホコリが吸い寄せられて付着することにより、汚れが蓄積していくことが一般的です。
ブラインドの表面に薄く柔軟剤を塗ることで、静電気を抑える効果があります。
静電気が減少することで、ホコリがブラインドにくっつきにくくなります。
これにより、汚れが少なくなり、お掃除の頻度を減らすことができます。
柔軟剤を使用する際には、ブラインドの素材に適したものを選びましょう。
柔軟剤以外で、静電気の発生を防げる物としては、お酢がありますが、匂いが強いため、柔軟剤がおすすめです。
また、柔軟剤の匂いも苦手な場合は、無香料の柔軟剤を使用するようにしましょう。
・加湿する
室内の空気が乾燥していると、ホコリが舞いやすくなり、ブラインドに付着しやすくなります。
室内の加湿を心掛けることで、空気中のホコリが湿気によって重くなり、床や家具に降りやすくなります。
その結果、ブラインドに付着するホコリの量を減らすことが可能となりますが、加湿する際は、適切な湿度として、50%ほどで保つように心掛けてください。
乾燥を感じたら加湿器を使ったり、洗濯物を室内干ししたりして湿度を上げる意識をしてみましょう。
しかし、湿度が高すぎると結露が出てカビが発生しやすくなります。程よく湿度を上げることが大事です。
・家事代行を使う
家事代行を使うお仕事や子育てで忙しく、そういった排水溝のお掃除や、嫌な臭いを防ぐために、日々のお手入れを行えない場合は、家事代行サービスを利用するのがおすすめです。
家事代行サービスを利用すれば、
・掃除・料理・洗濯
などをプロのスタッフが抜かりなく行ってくれますので、綺麗な家を保ちやすくなります。
とはいえ、家事代行サービスには様々な種類がありますので、
「どこに頼めばいいの?」
と悩んでしまっている方もたくさんいるでしょう。
そのような方は、家事代行サンジュまでお気軽にご相談ください。
サンジュは過去数万件のサポート実績があり、メディア出演、市町村役場との提携等も行なっております。
また弊社では、初めて家事代行を利用する方向けに「初回お試しプラン」を用意
しています。
初回は割引価格でご利用いただけますので、少しでも興味がある方は是非一度試してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はブラインドに発生した汚れのお掃除方法、汚れを防ぐ方法をお話ししてきました。
ブラインドの汚れは、ほっとくとどんどん蓄積されていき、スラットの状態が悪くなりすぎると、お掃除の際にスラットを壊してしまいかねないので、日々のお手入れが重要になっていきます。
そういった日々の家事ができない場合、お掃除に手が回らないという方はぜひ家事代行の利用もご検討してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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