洗ったバスタオルからイヤ〜な臭い!?臭いの原因と解決方法を徹底解説!

家事の雑学

洗ったバスタオルが臭う

 

洗ったばかりのバスタオルなのにイヤ〜な臭いがする…。

洗っても洗っても臭いが残っている…。

どのご家庭でも、一度はこのような経験があるのではないでしょうか。

 

また、一見キレイに見えるバスタオルも、実は雑菌が繁殖しているなんてことも。

 

お風呂でキレイに洗った体を、雑菌が発生し臭いがするバスタオルで拭くなんてイヤですよね。

 

しかも、バスタオルに菌が増殖すると、雑巾のようなイヤ〜な臭いが発生するだけでなく、そのバスタオルを使用することによって皮膚炎や体臭の原因になってしまう可能性もあります。

 

菌の発生は不快な臭いを発生するだけでなく、身体にも影響を及ぼす可能性があるため、バスタオルは適切な方法で洗濯をして、清潔な状態にしておきましょう。

 

そんなバスタオルの臭いは様々な方法で簡単に取ることができます!

 

今回は、日常で頻繁に起きる悩みの解決として「バスタオルの臭い取り方法」をご紹介していきます。

 

 

 

バスタオルの臭いの原因

 

バスタオルのイヤ〜な臭いの原因とは一体何なのでしょうか。

 

それは「雑菌」です。

バスタオルを濡れたまま放置していると、雑菌が繁殖し、臭いの原因になってしまいます。

洗い落せなかった汚れも雑菌のエサになってしまうので、繁殖の原因となります。

 

また、その雑菌が繁殖してしまう環境には、気温と湿度も関係しています。

 

 

 

・気温

雑菌が繁殖しやすい気温は「30~40°C」と言われており、浴室が大体これくらいの気温になります。

 

そのため、使用した後のタオルをそのまま浴室に干しているとそれだけでタオルは臭くなってしまうんです。

 

 

 

・湿度

湿度が「80~85%」の時に雑菌は繁殖します。

 

湿度が低ければ、気温が高い場所でも雑菌は繁殖しにくいのですが、浴室は気温も湿度も高いため、雑菌が繁殖しやすい環境になっているということです。

 

 

 

・皮脂や汗

雑菌は皮脂や汗も栄養にして繁殖していきます。

 

そのため、キレイに体を洗ったとしても、体に残っていた皮脂や汗がついたタオルをそのまま置いておくと、そこから栄養を吸収し繁殖してしまうんです。

 

 

 

・モラクセラ菌

よく耳にする「部屋干し臭」の原因がモラクセラ菌です。

 

水分によって増殖しやすいので、乾くまでに時間がかかる部屋干しをした際に、タオルに残っている汚れなどを栄養にして雑菌が繁殖し、臭くなってしまいます。

 

モラクセラ菌は、乾燥や紫外線にも強い菌なので、タオルを洗濯機で洗って干しただけでは、そこに付着していた菌自体は死滅しないのです。

 

 

 

・マイクロコッカス菌

洗濯したのに汗臭さが残っている。そんな状態の時はマイクロコッカス菌が発生しています。

 

こちらも水分と汚れによって繁殖する菌です。

 

 

 

臭うバスタオルの対処法

 

では、すでに臭ってしまっているバスタオルの消臭をするにはどうしたら良いのでしょうか。

 

臭いがしたら洗濯機で2度洗いしているという方も多いのでないかと思います。

 

しかし、一度臭いがついてしまうと、洗濯機で繰り返し洗ってもなかなか臭いが取れないなんてこともありますよね。

 

そんな時にも試してほしい方法をご紹介していきます。

 

こちらの方法を試す際には、バスタオルの生地や洗濯表示も確認し、自分に合った方法で行なっていただけたらと思います。

 

 

 

・熱湯で煮洗いする

雑菌は60°C以上の高温で死滅するので、熱湯で煮洗いすることで、バスタオルの臭いを取ることができます。

 

この時に洗濯表示を確認し、60°Cの熱湯に浸けても問題ないか確認をしてから行いましょう。

 

【方法】

大きな鍋に水とバスタオルを入れて、軽く沸騰する程度の火力で、3~10分ほど煮沸させます。

 

その後、水洗いして脱水したら風通しの良い日向で干しておきましょう。

 

もし、大きめの鍋がない場合は、洗面ボウルにお湯を溜めて、そこにタオルを浸ける方法もあります。

 

その場合は、水の温度が下がらないように、途中でお湯を足してあげながら、1時間ほどつけておきましょう。

 

 

 

・酸素系漂白剤でつけおきする

酸素系漂白剤は殺菌効果があるので、こちらもバスタオルの臭いを取ることが可能になります。

 

酸素系漂白剤を使用すると色落ちする可能性がありますので、白色または色落ちしない素材か確認をしてから行いましょう。

 

酸素系漂白剤でおすすめなのが「オキシクリーン」です。

 

オキシクリーンは殺菌だけでなく、シミ汚れなどにも効果的なので、殺菌しながら汚れを落とせる優れものです。

 

【方法】

洗面ボウルなどに40~60℃のお湯を溜めて、少量の酸素系漂白剤を入れて混ぜます。

 

そこにバスタオルを入れて、1時間ほどつけておきます。

 

1時間ほど経過したら水洗いと脱水をして、風通しの良い日向で干しておきましょう。

 

 

 

・アイロンをかける

雑菌は60°C以上の高音で死滅するので、アイロンも効果的です。

 

アイロンをかけても問題ないか生地を確認してから行うようにしてください。

 

【方法】

アイロンは高音設定をし、タオルの1箇所あたり1~3秒あてましょう。

 

臭いが出る前に防ぎたいという方は、脱水が終わった後の濡れた状態のバスタオルにアイロンをかけると良いです。

 

臭いは濡れている状態の時に発生するので、濡れている状態のバスタオルにアイロンをかけて、後はいつものように干すだけで臭いの発生を防ぐことができます。

 

 

 

・タンブラー乾燥機にかける

タンブラー乾燥機とは、コインランドリーなどにあるような乾燥機のことです。

 

家庭用乾燥機よりも高温で乾燥するので、乾かしながら殺菌することが可能なんです。

 

コインランドリーの乾燥機であれば、一度でたくさんのバスタオルを乾燥・殺菌できるので便利ですよね。

 

また、乾燥機の中で回りながら温風にあたるので、バスタオルがふんわり柔らかな状態になります。

 

もしコインランドリーの費用が気になる場合は、自宅の洗濯機で脱水まで行い、乾燥のみをコインランドリーで行うと節約できますよ!

 

 

 

・重曹でつけおきする

上記でご紹介した「熱湯で煮洗い」「酸素系漂白剤でつけおき」「アイロン」「タンブラー乾燥機」を使えない生地の場合は、重曹を使用することをおすすめします。

 

【方法】

洗面ボウルなどに40~60℃のお湯を溜めて、少量の重曹を入れて混ぜます。

 

そこに先ほど同様バスタオルを1時間ほどつけておきます。

 

こちらも1時間ほど経過したら水洗いと脱水し、風通しの良い日向で干しておきましょう。

 

重曹は消臭効果があるだけでなく、皮脂汚れも落としてくれるので一石二鳥です。

 

 

 

バスタオルの臭いを防ぐには

 

バスタオルの臭い取りの方法をいくつかご紹介しましたが、そもそも臭いがつかないようにできればより良いですよね。

 

実は臭いを防ぐ方法はとても簡単なんです!

 

普段の生活の中で少し意識するだけで臭いを防ぐことができますので、ぜひ実践してみてください。

 

 

 

・洗濯物を溜め込まない

大前提として大事なのが「洗濯物を溜め込まない」ということです。

 

使用済みの濡れたバスタオルは放置すればするほど雑菌がどんどん繁殖していきます。

 

特に夏場は雑菌が繁殖しやすいので、こまめな洗濯を心がけましょう。

 

しかし、忙しい日々の中で毎日洗濯するのは意外と大変。

 

明日やろうとさぼりがちになりますよね。

 

また、1人暮らしなどの場合も、できる限り洗濯の頻度は減らしたいですよね。

 

そのようにバスタオルの洗濯頻度を減らしたい場合は「使ったらきちんと乾かす」ことが大切です。

 

湿ったまま置いておくという状態を回避できれば、臭いの発生を抑えることができます。

 

 

 

・洗濯が終わったらすぐ干す

洗濯槽の中は湿度が高く、菌が繁殖しやすい環境になっています。

 

せっかくキレイに洗ったバスタオルに菌が繁殖しないように、洗濯が終わったらすぐに風通しの良い場所に干すようにしましょう。

 

干す際には、バスタオルを軽く引っ張ったり、振って広げたりしてから、タオル同士の間隔を空けて干すことで、風通しが良くなり乾きが早くなります。

 

また、脱水前に洗濯を一旦止めて乾いたタオルを入れて脱水すると、乾いたタオルが水分を吸収してくれるので乾きを早くすることができます。

 

これは、乾燥機をかける際にも使える方法なので、急いでバスタオルを乾かしたい時にはぜひ試してみてください。

 

 

 

・洗剤を入れすぎない

皆さん、洗剤の量はきちんと測って入れていますか?

 

洗剤を多く入れたからと言って洗浄効果が大幅に変わることはありません。

 

逆に落としきれず残った洗剤カスが汚れとなり、菌の栄養素となってしまうこともありますので注意が必要です。

 

それだけでなく、洗剤の入れすぎは、タオルにダメージを与えたり、洗濯槽のカビの原因にもなってしまうんです。

 

また、柔軟剤は、衣類をふっくら仕上げるにはとても効果的ですが、タオルの洗浄には向いていません。

 

柔軟剤のコーティング効果で、バスタオルの繊維がゴワゴワになってしまうこともありますので、柔軟剤は入れすぎないようにしましょう。

 

 

 

・洗濯槽を洗浄する

忘れがちなお掃除箇所である洗濯槽。

 

洗濯槽にカビが生えていたり、汚れがついていると、それがバスタオルに付着し臭いの原因になってしまうこともあります。

 

洗濯槽には、衣類に付着していた汚れやゴミ、石鹸カス、ホコリや水垢など様々な汚れが蓄積されます。

 

洗濯槽のお掃除は「2ヶ月に1回」が目安と言われていますので、洗濯槽クリーナーを使用して、それぞれの洗濯機に合わせた適切な方法でお掃除を行い、キレイな状態を保ちましょう。

 

また、普段から洗濯をする際のついでに、洗剤の投入口を洗ったり、フィルターのゴミを取っておくと洗濯槽に汚れが溜まりにくくなります。

 

洗濯機の中は常に水分で濡れている状態なので、カビの繁殖を防ぐために、フタを開けて中を乾燥させておくこともポイントです!

 

 

 

・家事代行を使う

そうは言っても、日々の家事や用事、お仕事や子育てがあると、なかなか手が付けられない場合もありますよね。

 

そこで、おすすめなのが家事代行サービスです。

 

家事代行を利用すると、面倒なタオルの洗濯をする必要がなくなり、家事に使用していた時間を大幅に節約可能です。

 

もちろん、タオルの洗濯だけでなく、料理や掃除、整理整頓などの家事全般をお任せできるため、家事に時間を割く余裕のない方や家事が苦手な方にとっては、家事代行を利用することで一日の時間を有効に活用できるでしょう。

 

とはいえ、家事代行サービスには様々な種類がありますので、

 

「どこに頼めばいいの?」

 

と悩んでしまっている方もたくさんいるでしょう。

 

そのような方は、家事代行サンジュまでお気軽にご相談ください。

 

サンジュは過去数万件のサポート実績があり、メディア出演、市町村役場との提携等も行なっております。

 

また弊社では、初めて家事代行を利用する方向けに「初回お試しプラン」を用意

しています。

 

初回は割引価格でご利用いただけますので、少しでも興味がある方は是非一度試してみてください。

 

 

 

 

 

まとめ

「バスタオルのイヤ~な臭い」は日常によくある悩みだからこそ、対策を諦めてしまっていたという方も多いのではないかと思います。

 

今回ご紹介した方法は誰でも簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてください!

 

また、バスタオルの臭いが発生する前の事前対策も、家事の手間を省くコツになりますので「洗濯は溜めずに行う」「すぐに干す」「洗剤を入れすぎない」「洗濯槽掃除」この4つもぜひ実践してくださいね!

 

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